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統合失調症とは

統合失調症は、「幻覚」や「妄想」という症状が特徴的な精神病です。この幻覚や妄想は、統合失調症の基本的な症状として初期にはよく現れますが、しかしそれだけではなく、この病気の本質的特徴は他にあります。

統合失調症について解説

統合失調症は、「幻覚」や「妄想」という症状が特徴的な精神病です。この幻覚や妄想は、統合失調症の基本的な症状として初期にはよく現れますが、しかしそれだけではなく、この病気の本質的特徴は他にあります。特に顕著なのは、日常生活や社会生活における障害です。他人と交流しながら家庭生活や社会生活を営むという機能が障害されます。と同時に、「自分の感覚・思考・行動が病気のために歪んでいる」という病識の障害も併せもっているため、物事を反省的に考えることが難しくなります。これらの障害によって、日常生活そのものが不安定で生きづらくなるのが、この病気の特徴です。